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2007年8月29日 (水)

アフターメンテナンス

先日、大工さんに頼まれて一緒に築10年くらいのお宅にサッシの具合を見に行きました。

他の工務店さんが建てた建物なのですが、お施主さんがいくら電話しても見に来てもらえないとの事で、困って近所にある大工さんを訪ねて来たそうです。

用件は、お風呂場の中折れドアから水が漏れてきて脱衣場の床が腐ってしまったとの事。

脱衣場から浴室に入るところの床が腐ってしまうのは良くある事なのですが、シャワーを使うと中折れドアに直接お湯がかかってしまう広さなので、ドアのたて枠の腰の高さ辺りからジャージャー脱衣場側に漏れてきてしまうんです。

こんなにジャージャー漏れるのは初めて見ました。

原因を調べたんですがこれと言った不備な点は見つかりません。軸部分がゆるんでいて少し動くことと、昔の製品なので気密パッキンにモヘアを使っていることぐらいです。それも扉を閉めてしまえば問題はありません。

古い製品の為、交換部品も判らず補修の仕様が無い為、大工さんと話して床を直すついでに扉も交換することにしました。

で、問題なのは建てた工務店さん。私も少し知り合いの工務店さんなのですが、その場でもう一度お施主さんが電話したのですが、「15年も前のものの面倒なんて見てられないよ」と言われてしまったそうです。

お施主さんは、別にもうクレームで何とかしようと言う気も無く、ただ単純に修理を依頼したかっただけなのに工務店さんは勝手にクレームとして扱ってその対応。

お施主さんはカンカン。

建てて15年間あいさつにも来なくて何かあったら逃げちゃうってのは無いだろう!って怒ってました。当然ですよね。

まあ、施工した現場でクレーム見に行くことほど嫌なことはないので気持ちは思いっきりわかるんですけど。一番大切なことだしそこの所をしっかりやってる方々がこれから生き残っていくんでしょうね。

アフターは何年たっても粗末にしてはいけません。

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コメント

アフターはお施主さんにとっても我々にとっても、大切なことなんです。たとえそれが15年前であろうと20年前であろうとフォローして上げられれば、私たちもそれは新しい仕事に必ずつながると信じてずっとやってきました。ただそれを上手に利用して自分の利得につなげる不届きな人(大手企業の方)に痛めつけられて来たのも事実です。そいう負の部分さえなければメンテやフォローだけで世の人のためになる大切な仕事です。がんばってください。
 最近更新していませんでしたがあなたのブログを拝見したらまたがんばろうかなって思います。
http://mageglass.cocolog-nifty.com/blog/

投稿: まげガラス | 2007年8月29日 (水) 18時06分

まげガラス様
大手企業の話はよく聞きますし私もよく体験します。
小さいことですが大手企業が自社とメーカーで提携して自社製品オリジナルとしてしまう為、お施主様のお宅で故障して困ったときにそのメーカーでしか製品購入ができ無い様になっていて我々には売ってもらえず補修ができ無いことがその1例ですかね。
そのくせモデルチェンジ後になるとメンテナンス品の保存が無いので受けるだけ受けて補修はこちらに廻ってきて加工して何とか直せと言ってきたりします。
補修できないものになると寿命だから壁から全て取り替えましょうとなります。その部品さえあればいくらもかからないのにリフォームは△百万するんですもの。知らないお施主さんは大手企業にだまされちゃう。あ、だまされちゃうって言うのは言いすぎですね。
うちの親父なんかは口癖のように「無かったら加工して作ればいいんだ」って言ってます。その加工ができることが大手とうちの差になるんでしょうけど。でも最近ハウスメーカーで入ってる反射するガラスを割られちゃって修理依頼されたんですけど結局同じ反射のガラスは作れませんってガラスメーカーに言われちゃいました。こればっかりは加工して作れませんから。

投稿: a1you | 2007年8月30日 (木) 08時27分

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