現役の父親
私の父は78歳になります。見た目はかなりなおじいちゃんです。未だに現役で一緒に現場をやっています。もちろん昔より重いものは持てなくなりました。それでも情けない息子のせいで未だに現場に一緒に行き取付工事をしています。毎回思うのですが、本当に40歳を過ぎた息子なのに情けないです。
それにしても元気。10年ほど前に心筋梗塞で手術しましたが見事に復活!数年前にりゅうまちになってしまったのですがそれでも薬で正常値に戻り、毎日現場に出かけています。
それでも自動車の運転は危なっかしいので少し遠慮してもらっていますし、ガラスの持ち運びは私がやっています。(当たり前か)
その元気な父が現場に行って矛盾が生じるところがあります。今日の現場がそれ。どこかと言うと「老人ホーム」
78歳は世間では立派な老人です。その老人が元気に老人ホームの入室部屋の窓ガラスを交換しています。どの部屋のお年寄りもそうですが、見た感じ明らかに親父より年齢は下。
ただ、現役と老人ホームに入室されている方とでは動きが明らかに違う。
年下の入室の方が「何だ?こいつ」って感じで親父を見ながら「申し訳ないねえ」って話しかけていました。時には「親父さんいくつ?」と聞く方も。「78歳だよ」と応えると「え?」「やっぱり私より年上なんですか」だって。
申し訳ないのと同時にいつまでも現役(元気)でいて欲しいと願う情けない息子でした。
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