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2010年8月 9日 (月)

柿畑

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我が家の「柿畑」です。ガラス屋なのに柿畑があるのです。

先日、父を手伝って消毒の準備をしました。でも、消毒をするのは私の両親(主に父)。私はやりませんと言うか出来ません。

父にとって この柿畑はとても大切な畑です。父だけでなく父の兄弟にとっても大切な畑のようで、子供の頃から本家の長男である私に父の兄弟は口をそろえて「この畑を手放すようなことはするな。この畑をつぶすな」と言われ続けてきました。

「こどもの私にそんな事言われても」と子供心に思い、ませて来た高校生の頃から社会人になって知恵を持つようになってからは「こんな畑やりたくもないし、売ればお金になるし」とか考えたこともありました。

そして秋になると、毎年、柿は我が家の「おやつ」でした。

こどもでお菓子を食べたい盛りに、秋になると毎日柿が出てきて食べさせられるのです。

これはもう拷問のようなもの。

今では食べたくもありません。

みんなに「こんなに美味しいのに」と言われますが自分から食べようとは思いません。

それでも最近「この畑を続けなくては」と 心の中に思うようになりました。

年をとったからなのでしょうか?親になったからなのでしょうか?

ブログネタ: 年を取ったなと感じるのはどんなとき?参加数拍手

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コメント

こんにちは

確かに幼い頃から飽きるほど食べた物ってありますよね
実は私も同じような食べ物あります。
小学生まで北海道の富良野に住んでいて、夏になると近所の農家や友人の農家からメロン貰って毎日食べて・・・
今では嫌いではないけど食べたくない果物です
贅沢だ!美味しいのに~!!って言われますが(苦笑)仕方ないですよね??

投稿: SATAHAKO | 2010年8月10日 (火) 08時52分

初めまして!
懐かしい風景に思わず、コメントです。

夫の実家にもこんな風景がありました。
今では思い出だけですが・・・

今年もおいしい柿の実がなりそうですね!

投稿: 大きなおめめ | 2010年8月10日 (火) 09時34分

SATAHAKO様
コメントありがとうございます
メロンもそんなことあるもんなんですね。確かに「贅沢」に感じますが、柿も好きな人から見ると同じなんですかね。
ちなみに妻も偶然「柿」が食べられず、連鎖して娘や息子も食べなくなってしまいました。
これは、まずいねぇ。
ただ、この柿にはファンが多く毎年予約でなくなってしまいます。
もいだものを仕分けしているのは何を隠そうこの妻なんですが。

投稿: a1you | 2010年8月10日 (火) 10時26分

大きなおめめ様
コメントありがとうございます
うちの柿は美味いらしいです。子供の頃から食べてるので良くわからないんですが。
私も「ちょっと幸せ」に勇気付けられてるひとりです。

投稿: a1you | 2010年8月10日 (火) 10時31分

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