リクエストにお答えして、と言うか、最初からそのつもりでしたが、昨日の家庭訪問の続きを書きます。
何ももったいぶった訳ではなく、只、単純にきのう書く時間が無かっただけの話なんですが
きのう、我が家(お店)に長男の担任の先生が家庭訪問にやって来ました。
結論から言うと先生は泣いて帰りました。
以前にも書きましたが、雨の日に「トイレの花子さん」を教室で強制的(?)に見せられてからと言うもの、元々臆病な長男は、何処に行くにも一人で行動できなくなってしまいました。
何もその話が悪い訳ではないんですが、その中のワンシーンが駄目だったらしく、家の中に居て一人でトイレに行けない、トイレの扉を閉めれない、自分の部屋に物を取りにいけない、夜電気を消せない、などなどなど、長男に常に付いていなければ何も出来ない状態になってしまいました。
それがいつの間にか次男にまで移ってしまい、子どもが学校から帰ってくると妻は仕事も出来ない。仕事が出来なければ自営業は本当に困ります。
困って先生に改善を申し入れましたが、「学校で本人と話し合った」と言う言葉が連絡帳に書かれたのみで、それ以後は電話一本来ませんでした。
その後、長男からは相変わらず「トイレの花子さん」を見せられると聞いていましたし、一昨日も見せられたそうです。
これも前にお話しましたが、その都度長男の親友が何気なく図書室などに連れ出してくれて助かっているみたいですが、先生の反応はありませんでした。
親友がいなかったらどうなっていたのか?
もちろん、何の進展も無い先生に対して、こちらも学校自体に改善を申し入れるつもりでいましたが、親友のおかげもあって、少し様子を見てみることにしていました。
そして、昨日の家庭訪問です。私は扉1枚隣の作業所にいて、妻が先生と話しました。
到着早々、やけに馴れ馴れしい感じの女の先生で、話を聞いていると子の先生はうちの息子を全く見ていないんだなと言うことが良くわかりました。
しかし、一行に「トイレの花子さん」に関する話が出てこない。
仕方ないのでこちらから振ると「それはもう終わった話で」的な答え。
「ブチッ」と何かが切れる感じがして、ゆっくり落ち着いた声で妻が長男の現状を話し始めました。決して怒鳴ったり、顔に出したりしないで、ゆっくりはっきりと。
その頃、私はそばで次男がガラス工具を振り回して遊んでいたのを押えるのに気をとられて2人の話を良く聞けませんでしたが、お客さんが来たので、妻に代わって店に出て行くときに2人のそばを通ると
先生はボロボロ泣いていました。
帰った後、妻に「何したの?」と聞くと「駄目だな!あの先生!」
そう言ってから「これからどう出るか、楽しみだ」と笑っていました。
あの後 長男がどうなったのかと言うこと、話し合いのあと先生が何もせず親友に助けてもらったこと、うちの長男以外に同じ症状が出ている子がいること、もし先生のお子さんが同じ立場ならどう思うかと言うこと、そしてこれから先生にやってもらうこと、など話したそうです。
先生は「知りませんでした」と言ってボロボロ泣き始めたみたいですが、私も妻も見た感じ明らかに「嘘泣き」に見えました。
「とりあえずここは泣いておこう」的な。
私も妻も「泣く女」は最も嫌いです。(織田信成のような泣く男も嫌いですが)
まして心の無い泣く女は。
今後、どう出てくるかは知りませんが、妻を余計怒らせたことだけは事実です。