熱中症

ここ数日、酷暑が続いており、連日の熱中症搬送の報道。
特に野球やっている人たちが多いとか。
部活でも何でも「水分をこまめに取るように」注意を促しています。
４０代半ばの私は高校生の頃、バスケ部で「水なんか飲むな」と顧問の先生に言われ続けました。
練習中に苦しくなって、こそこそっと体育館を抜け出し、水道の蛇口からがぶがぶ飲んで、またこそこそっと体育館に戻ると、そこには鬼の形相の顧問が待っていて、さっきの台詞を言ったと同時にピンタが飛んできました。
ムワッとした体育館の中は明らかに４０度近くはあったと思うんですが、顧問の先生は「水なんか飲むな練習前にはトイレに行って少しでも水分減らして練習に入れ」って今考えれば殺人行為みたいな台詞を平気で言ってましたからねぇ。
休憩時間にマネージャーが作ってくれた砂糖水にレモンをひたしたみたいな食べ物を食べたり、粉末のゲーターレードを水に溶かしたみたいな飲み物を飲んでました。
今、考えると良く「熱中症」で倒れなかったものです。
涼しかったんですかねぇ。
まあ、その頃、そんなこと言ってたのはうちの顧問だけかと思ってたら、先日のテレビ番組で元巨人の桑田くんが同じ事言ってたので、それはそういう時代だったんだとわかりましたが。
決して今の子が弱い訳じゃなくて、今の環境が「熱中症」と言う危険を作り出してるんでしょうねえ。
あの頃、エアコンなんて何処にも無かったし。

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