LIXIL防火戸登録講習会
アルミサッシの世界の話ですが、
住宅には防火区域なるものがありまして、
その区域に当たるアルミサッシやガラスは防火戸仕様にしないといけない。
防火戸って何かって言うと、火災が起きたときにガラスやアルミサッシが焼け落ちて、延焼が広がらないように、崩れ落ちない窓のことです。(思いっきり簡単に書いてるので、多少の事は気にしないように
)
昔は、アルミサッシに網入ガラスを入れれば「OK」だったんですが、あの「アネハ事件」以降やたらと厳しくなって、「防火協会」なるアルミサッシに防火認定を出している協会に登録をしておかないと取り扱えなくなっておりました。
当然、有料。
それが、昨年あたり、その「防火協会」が認定していたサッシが、国の審査に通らないことが発覚。
サッシメーカーが一斉に自社で試験をして、国の認定を取ることになりました。
「防火協会」にお金を払って登録して、防火部品を購入して、現場に納めていたものが、「何やってたんだか」状態で。
いよいよ、各サッシメーカーが来年から独自で国に認定基準をクリアしたアルミサッシを販売することになり、これまた各メーカーで研修を受けて登録しないと販売できないということになり、今日は「LIXIL」の研修を横浜まで受けに行ってきました。
予想通り、これから発売される防火アルミサッシは今までのものよりかなり高額なもので、「これはどこかで仕掛けられているんじゃないか
」と疑いたくなるくらい、お上の思う壺になりつつあります、って言うか、なっております
。
困るのは、お施主様なのに。
規則や決まりを作りすぎてて、がんじがらめじゃないですか?
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