アシスト
私が「野球」を観るようになったのは小学校4年生の時。
子ども会の「球技大会」が男子はソフトボールで、4年生から参加することが出来て、地域の広場で練習に出るようになってから。
その時、ジャイアンツの4番バッターは「王貞治」選手でした。
そして、監督は「長嶋」監督。
初めて観たジャイアンツは物凄く「弱い」チームでした。
ダントツの最下位。
堀内は打たれてばかりだし、ジョンソンは内野フライばかり打っていて、
「弱いチームだな~。がんばれ~」
と、言うことで私はジャイアンツファンになりました。
(子供の頃から私は弱いチームを応援しているタイプで、その後、訳あって弱小の『ヤクルト』ファンになりました。最近はなんと言っても弱い『横浜』を何気なく応援している始末)
そして周りの大人たちは「長嶋はダメだな~」とか言っていたので
「長嶋監督はだめな監督なんだな~」と言うのが私の初めての「長嶋さん」の印象です。
それでもその時代はみんなジャイアンツファン
テレビ中継してるのがジャイアンツしか無いんだから当然といえば当然ですが・・・
当然、周りの友達は「王選手」のファンが圧倒的でしたが、私は「末次選手38」の大ファンでした。
夢中になって「弱い」ジャイアンツを応援していると、次の年に「張本選手」が移籍してきて、これがたちまち物凄く強いチームに・・・
高橋一三、新浦、小林、吉田、王、土井、ジョンソン、河埜、張本、柴田、末次、柳田、槌田・・・
「長嶋」さんがあんなに凄い人だと知るのはジャイアンツの監督を解任された時でした。
きのう、「国民栄誉賞」が長嶋さんと松井さんに授与されることが決まりました。
長嶋さんは「当然」、遅すぎるくらいです。
松井さんだってメジャーでMVPを取ったときにもらえるべきでしょ。
今になると「何で松井?」なんてネットにたくさん書かれていますが、その気持ちは物凄くわかる気がします。
でもね、「松井」さんの最大の功績は「長嶋」さんに「国民栄誉賞」をあげられることが出来たってコトじゃないでしょうか?
このままではきっと「大鵬」さんや「美空ひばり」さんの様に「亡くなられて」からなんてコトになっていたかも知れません。
すばらしい「アシスト」なんだと思います。
あの引退の記者会見の談話こそ「国民栄誉賞」だと思います。
おめでとうございます
ただ、個人的には「野茂」さんこそが「国民栄誉賞」もらうべき人なんだと信じているんですが・・・今となっては・・・何か、誰か、「アシスト」お願いできないでしょうか
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