ラッキー？

きのう、小学校の昇降口のガラスを修理しました。

小学校なので当然 ガラスに飛散防止フィルムを貼っています。（当然って書いちゃいましたが、伊勢原の学校の校舎は古いものが多いので、強化ガラスとかがはまっている校舎が少ない）

それも鉄のサッシでガラスを「パテ」で固定してあるタイプなのでガラスを撤去するのに「ケレン」って言うハツリ機械で撤去するのです。

撤去後、用意していたガラス（フィルム貼りこみ済み）を切断し始めたところ・・・パチンって音がして、ガラスが割れてしまいました

何故割れてしまったのか、さっぱりわからなかったんですが、とにかくガラスを作り直さなきゃいけない

急いで店に戻り、ガラスを切断し、飛散防止フィルムを貼り、学校に戻り、無事修理できました。

割れたガラスと言っても切断面から数ｃｍ割れただけなので「もったいないな～」とか思いながら「でも他に使い道無いから処分しなきゃ」とがっかりしていました。

そして、今日

高価な壷を入れてある「ガラスケースの正面側を割ってしまった」というお客さんから依頼が来たので、修理に行き、ガラスが破損した扉を外して店に持ち帰りました。

寸法を計っていて、「丁度いいサイズのガラス無いかな～」と探していると、ふと昨日失敗した学校のガラスが目に留まりました。

「これ使えると超ラッキーなんだけどな～」とか思いながら計ってみると・・・

なんと、見事に破損した部分を除けてピッタリ取れる寸法

急いでお客さんに連絡して、「飛散防止フィルムが貼っちゃってあって、きのう失敗しちゃたガラスなんですけど・・・、丁度使えそうなのでかまわないでしょうか？」と聞くと

「ぶつかって割っちゃったので、飛散防止になってるそのほうが良い」と大喜びしてくださいました。

超ラッキーです。

お互いにラッキーだったので万々歳。

でも、きのう失敗しなければ・・・くよくよ悩んでいるより前向きが良いって事です。