お父さんの夢
娘は保育園に通う頃から「ピアノを習いたい」と言って、近所の知り合いにお願いして、ピアノを習い始め、今でもその先生のところに通っています。
それから、こどもたち3人とも「喘息ぎみ」だったこともあり、小学校の間スイミングに通いました(次男坊は現役)。
勉強のほうの「塾」なるものは、小学校のうちは行くことも無く(行かせる気もなく)過してきました。
長男は「長男だから、男の子だから」と、とにかく運動をして欲しくて、水泳以外に「野球」「バレーボール」「バスケットボール
」「サッカー
」「ハンドボール」「合気道」「剣道」・・・
色々なところからのお誘いに乗ったり乗らなかったりして、体験させて見ましたが、どれも「今ひとつ」の反応
。
5年生になって、仲良しの友達に誘われたのが「テニス」
長男は小さなときから私がバリカンで丸坊主にしていて、当時ちょっとポチャッとした体形でした。
誰もが「長男にテニス~」
という感想。親の私たちでさえ、「駄目だな~」と感じたくらい。
それが、体験初日に帰ってくるなり
「テニス楽し~、、入る~」と満面の笑みで帰ってきて、そう言い放ちました
。
その日から、彼のテニスが始まりました。
中学の部活には「軟式テニス」しか無く、中学に入って部活を決めるときにこれまでやってきた「硬式」から「軟式」に変えるのを仲間で相当悩みましたが、結局、一旦3年間は「軟式」をがんばって、高校に入って「硬式」を再び始めようという結論にみんなでなって、今に至ります。
その長男が5,6年生の頃、私にこう聞きました。
「お父さんの夢は何?」
正直、これまで「夢」なんて思ったこともありません。
子供のころは沢山あったような気がしますが、それは子供のころの憧れだった気がして、大人になって持った夢は
「家庭を持つこと」
という乙女チックなものくらいでした。
(もちろんこの夢は見事に叶っています。)
でも、長男に聞かれたときに素直にこう答えていました。
「お父さんの夢は息子が国民栄誉賞をもらうことだよ
」
それはテニスを好きになり、テニスを楽しむ長男を見て、直感的に
「ウィンブルドン、全米、全仏、全豪のグランドスラムで日本人で初めて優勝して、国民栄誉賞をもらう」と思ったのです。
でも、その夢はもうすぐ彼に取られちゃうかも知れないですね
それは同時に長男たちに新たな「夢」を与えてくれる事にもなるはずです。
決戦は明日あさ6時
がんばれ~
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コメント
夢ですか 私の子供の頃の夢はなんだったんだろうと改めて考えると 大した夢は持ってませんでしたね 確か お父さんになる そんな事でしたかね 子供にもあまり過度な夢は持たず 平凡でもいいから世間に迷惑をかけない大人になりなさいって良く話してましたよ。
投稿: ハッピーのパパ | 2014年9月 9日 (火) 08時32分