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2016年3月28日 (月)

フロアヒンジ取替え工事

1ヶ月近くのん気に「台湾に行ってきました」話を書いてきましたが、今日は先日行った「仕事」のお話

 

マンションや店舗の入口に付いているドアで「丁番」とかではなく
床に埋め込まれている「フロアヒンジ」
わかりますか?
Km01
こういうやつです。見た事あると思うんですが、
この中にオートクローザ(自然にドアが閉まるやつ)が入っています。

 

これが古くなってくると、ものすごい速さで閉まったり
逆に動かなくなったりしてしまいます。
(皆さんの玄関ドアの上の方に付いているドアクローザも同じです)

 

原因は油圧で速度調整しているクローザの「油」が漏れてしまい、これによって速度調整が出来なくなるのです。
(皆さんの玄関のドアクローザも油もれてませんか?)

 

で、ふたを開けると
Km1
こんな感じになっているわけですよ
これ、漏れた油や浸み込んだ雨水が原因で錆びちゃったのです
ここまでなるとかなりひどい。
Km3
中身を取るとこの状態
辛うじて外箱(セメントボックスと言います)は無事でした。

 

ただし、この製品は既に廃盤品で
中身のみ交換用に販売されています。
Km3_2
だから、箱が無事でなかった場合・・・
全く別のサイズの違う、今販売されている製品を
床のコンクリートを掘って、埋めなおさなければいけない
かなりたいへんな工事になってしまうのです。

 

だから、ここは「辛うじて」無事
よかった~
Km4
中をきれいにして
Km5
さび止めを塗って
Km09
設置
(各階のを交換したので写真がまちまちですが
Km6
調整して固定して完了です

 

ここの場合、あまりにも錆びすぎていて
調整のボルトが動かないと言う非常事態の箇所もありましたが
どうにか工夫して出来ました。

 

皆様のところにもし壊れかかっているフロアヒンジがありましたら
外箱が腐食して駄目にならないうちに
中身の取替えをお勧めします。

 

ただし、中身も廃盤になっているものもあるのでご注意を

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