原点回帰
気がつけば50歳を超え、中年から上の年代に突入しつつあります。
先週の昔のバイト仲間に続き、大学を卒業して会社に入社した同期が、今日偶然伊勢原に仕事に来ていて連絡をくれたので駅前で飲みました。
あの頃、とにかくガラス屋はガラスを売って、アルミサッシを売って、そして工事をして、メーカーで取り扱っているものをひたすら売るだけで良い時代で、僕らはバブルの景気に合わせてドンドン売り上げを伸ばしていきました。
それがいまでは、ガラスもアルミサッシもただ売るのはメーカーで、僕らの販売にそれらの商品を占める割合は皆無に近くなりました。
誰でも売れる商品は僕らに売れる商品ではなくなってきたということ。
僕らは時代の変化とともに成長し、いつの間にか人を束ねる位置にいます。
そして、いまを生きるために誰でも売れる商品ではなく、僕らにしか売れない商品を販売していく。
二人で話し、最初に戻らないかという話になりました。
初めて研修で集まって過ごした新橋。
その町で食べた食堂。
駆け出しの何もできない若造が、生意気にも愚痴を言い合った居酒屋。
意味がわからないまま夜中に集められて行ったナイトウォーク。
富士山の麓で受けた訓練。
みんなで行って馬鹿騒ぎしてはしゃいだ温泉。
50になるとやたらと昔を懐かしみます。
あの頃50歳になるなんて考えもしなかった。
それぞれがそれぞれの悩みや苦しみを抱え、この歳を迎えるからこそ、昔を懐かしみます。
でも、原点回帰。
最も必要なことなのだと、友と話しました。
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