週末の行動
両親と同居しています。
自営業であり、まず最初に「長男」であることで、親の面倒をみるという事は当然の事と思い成長してきました。
自分をこの世に産んでくれた両親ですし、同居して生活していくことは当たり前の事と思っています。
商店会の仲間のほとんどが、全く同じ生活を送っています。
みんな言わば「同志」です。
そして、その事を受け入れ、理解して、同居してくれている妻には心から感謝しています。
子供達が成長し、手がかからなくなってきた今、両親に手をかける事が多くなっています。
歳をとって、今までのようにはいかなくなってきている事実は、本人たちにとって認めたくない事の様で、妻の最大の仕事が両親の「暴走」を抑える事になってきています。
夫婦で営む自営業者にとって、自由な時間は皆無に等しく、立ち止まればたちまちに収入が止まり、生活が成り立たなくなります。
それでも、両親の行動の補助は否応なく発生してきて、立ち止まれない自営業者の時間を立ち止まらせ、補助に動かなければならなくなります。
そんな時の日曜日はその行動への補助を計画に変えてくれる1日となるのです。
子供達の成長を楽しみ、毎週やってくる週末は家族揃って楽しむ場でした。
子供達が成長している今、週末は両親の動きをサポートする事と、家族の生活を成り立たせる者に分かれ、時間を区切って行います。
その他にも消防、商店会、組合などなどの予定が重なってしまうと、週末補助が遅れ、翌週の平日補助へと取って代わられます。
高齢者ドライバーの事故がニュースで取り上げられていますが、うちは両親に免許証を返却してもらいました。
それはかなりの努力と労力を費やしてしまいましたが、何か起こってからでは取り返しがつかない事を考えれば、当たり前の事です。
そのかわり、それに伴う責任は同居している私たちが背負う事も重々承知しています。
そして、事実、そうなっています。
返却を今ひとつ押し切れない人のほとんどがこの負担が起こる事に躊躇っているのだと思いますが。
きっとあと20年もすると子供達に私達も同じ扱いを受けるはずです。
その時になって、両親と同じ事を繰り返さない様に、気をつけたいとお思います。
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コメント
分ります、そのご苦労が。
ウチは親と仲が良くないので実家を出ていますが
市内にいますし、何かというと一人娘の私の所へ
呼び出しが掛ります。
チビの高校受験の前日に父から入院する事になった
から母(視力及び身体の障害持ち)の面倒を見る為に
こっちへ泊まれといきなり言われブチ切れた事も。
ただ自分達でやらないといけない環境を作る事で、
生活自体をリハビリの場にしています。
一人娘であっても今は母親としての責任重視。
一人であっちもこっちもは無理ですから。
投稿: 瀬津喩 | 2016年12月12日 (月) 16時29分