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2020年11月11日 (水)

やっちまった

市役所に頼まれて、
「よく宴会場や大きなホールを分割する上吊の間仕切りが下がってしまったので直せないか?」
と依頼されたので、
やったことは無いけれどまあ何とかなるでしょ!的に安易に請けてしまい、
きのう、妻と長男に手伝ってもらいやってきました。

天井に埋められているレールに戸車が走っていて、その戸車から伸びた鉄芯に大きな扉がボルトで固定されてぶら下がっている構造。

ぶら下がっている扉の中に鉄のC型の芯材が固定されていて、それと戸車から伸びている鉄棒とを平プレートを使いボルトで固定しているんですが、今回はそのC型の鉄芯自体を固定しているボルトビスが扉から外れていて、下がってしまった状態でした。

だから、吊ってあるボルトを外して、扉を降ろし、C型芯材を固定しなおし、再び平プレートで吊り戻せば作業完了

と、行くはずでした・・・

そして、いざ、平プレートのボルトを外すと「ちゃり~ん」と聞きたくない金属音

「やべっ!」と思った時には平プレートの相方は扉の中に落下しておりました。

そう、今回の場合、平プレートは外さず、戸車の心棒を回して取り外さなければいけない構造でした。

さらに扉から心棒が外れず、どうしようもない状態・・・

元に戻せなかったら取り返しがつかない・・・

そこからものすごく気持ち悪い汗が・・・・・・・・

親子3人で あ~でもない こ~でもないと無い頭を振り絞り、リカバリー方法を考えました。

そして、半ば無理やり扉をなんとか取外しましたが、

今度は吊り込む方法がありません。

またまた、3人であ~だこ~だの話し合い。

そこで横の木製の芯材をC型の分だけカットしちゃおう!と言うことになり、小型ののこぎりで切断

そこから、天井に吊りなおした平プレートをスライドして扉にはめ込み、ボルトで固定し、心棒で高さを吊りなおし、

なんとかリカバリーできました。

午後から始めて、完了時には辺りは暗くなっておりました。

古い、よくわからないものを直すのはどっと疲れます。

直って良かった~

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ドアの修理」カテゴリの記事

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