ジッパーガスケットのガラス取付け
以前からお話ししていますが、
工場で生産する空調設備の屋外防水盤と言う鉄の箱に「ジッパーガスケット」と言うゴムを使って、ガラスを取付ける仕事をしています
簡単に言うと、昔の自動車のフロントやリアのガラスの取付け方みたいなやつ(わかりずらい)
今でも、軽トラックのリアガラスなんかは、そんな感じで使われています(同じではありませんが)
伊勢原に「山武ハネウエル」という会社があったことから、父が取付けを頼まれ、その技術を私が引き継ぎました
今では、その会社は名前が変わり、伊勢原から移転してしまったのですが、元々、あちこちの下請工場との取引になっていて、その工場にに行って取り付けていたので、本体が伊勢原から移転してしまっても、仕事の依頼は変わらず来ます
で、元山武さんが、受注する建設工事などが始まると、その物件にガラスを取付ける「盤」があれば、頼まれますが
年に数回、大型物件の受注があるらしく、ガラス取付け盤があれば、ドバっと頼まれます
まあ、元山武さんは、各下請工場に振り分けるので、各下請工場は、大きな物件でも、分けられた数の仕事をすればいいんですが(そんな簡単ではないと思いますが)
各下請工場さんが、ガラス取付けを頼むのは、うちだけ
だから、大型物件が来ると、各下請工場さんから、いっぺんに大量に頼まれるので、うちはてんやわんやに
透明6㎜ガラスを切断し、ガスケットで取り付けられるように4つ角を50Rに切断し、コバ磨き加工をし、そのガラスにNano70Sと言うフィルムを貼り付けます
このフィルムを貼り付ける際、埃やごみがガラスとの間に挟まってしまうと、商品にならないので、やり直し
埃が舞わない為に、真夏でも、閉め切って、妻と二人でフィルム貼りをします
エアコンも扇風機も使えないので、1枚張ってはエアコンの利いた部屋に避難し、再び貼る、の繰り返し
冬は冬で、水をかけて貼るフィルムなので、寒い・・・
だから、大量に頼まれると、たいへんなんです
それも、作るのは、私が現場を終えて戻ってから・・・
前置きが長くなりましたが、何かというと、今、その大量依頼が来ておりまして・・・
「先進的窓リノベ補助機」の内窓取付などの仕事もいただけているので、ちょっと大変です
なので、今日日曜日、一生懸命ガラス作ってます
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