鍵の修理
ドアや引戸などの鍵を新しく取り替えます
2023年6月28日 (水)
2023年4月28日 (金)
たわんでる
一昨日の雨の中、寸法を取った現場の修理に行きました
(昨日行けたんですが、お客様が不在だったので、今日に)
これまた、事務所の鍵交換だったんですが、
今まで使っていた鍵が、差し込んで回したら、中で折れてしまった、という修理
お客様曰く「今までの鍵は、なかなか掛けられなくて、やり図らかったんだよぉ」との事
そこで、折れにくいディンプルキーの鍵を持って、修理に行ったんですが、
新しい鍵に交換しても、鍵がかからない・・・
なんでぇ???
引違いの鍵なので、真ん中の重なっている部分が、1センチくらいずれてる・・・
そりゃあ、かからないよなぁ
大概は、戸車を調整すれば、かかる様になるんですが、今回は全く・・・
悩んで、一旦離れて、引き戸を眺めてみたら
片方の枠が、思い切り歪んでる(たわんでる)
上と下と真ん中で1センチ以上たわんでる
こりゃあ鍵が掛かる訳ないよ
それを強引に閉めてたんだから、折れるよね
さて、どうするか???
建物は鉄骨プレハブ
たわんでいる部分をビスで締め直しても、下地がたわんでいるので、びくともしない、
叩いたり、曲げてみたりしても、ほとんど変化なし
今まで、上と下が1センチくらい開いてたから、隙間風凄かったろうなぁ、ってくらい空いてる
最終的にアルミサッシを加工しました
なんとか、ギリギリちゃんとかかる様にできましたが、ただの鍵交換の仕事が、ちょっと手間かかってしまいました
お客様に鍵を渡して、かけてもらうと
「うそ~、こんなに楽に鍵って掛けられるんだぁ」
だそうです
いままで、それほど大変だったことが、よく伝わりました
2023年4月27日 (木)
遠回り
少し前に、物置の鍵が壊れたからと、修理依頼がありました
アルミサッシは「トステム」だったので、戻って、トステムの古い部品集のカタログやネット資料を探しましたが、まったく見つかりません
LIXILに問い合わせても「廃盤」「ありません」の一言・・・
考えた挙句、鍵を差し込む部分(シリンダー)だけを交換できないか?と、鍵屋さんに写真を送って相談したところ、「できますよ」との事
そこで、取り寄せてもらって、受取りに行ったら、
シリンダーだけじゃなく、壊れた鍵セットがそのままありました
それもLIXIL(トステムが名前を替えたので)の梱包
おいおい、さんざんLIXILに聞いたじゃないかぁ・・・
梱包は、LIXILでしたが、中の製品にはLIXILのマークは無し
つまりLIXILは自分のところの製品じゃなく、鍵メーカーが作っている製品だから「無い」と返事をよこした模様
まったく!メーカーってやつは、面倒くさい
とりあえず、遠回りしましたが、無事に交換完了できました
よかった、よかった
2022年8月27日 (土)
ゆるみ
知り合いから紹介されたお客様が、「玄関の鍵がかからなくなったから、修理(交換)してほしい」と依頼されました
ドアのメーカー名や種類も伝えられましたが、職業柄 見ないと不安・・・
と言うことで、お客様のお宅に採寸に行きました
触ると、確かに鍵がかかりません
それも、クルクルと空回りし、何かの拍子にかかる、といった状態
何だろう、
新しいシリンダー(鍵をさす部分)を交換しても、こんなに不安定にクルクル回ると、他に原因があるような気がする・・・
考えても原因がわからないので、とりあえず、取り外してみました
カバー材を外すと、シリンダー部分が、何となくガタガタいう気が・・・
原因は、シリンダーを固定しているネジが、緩んでいただけでした( ´艸`)
見に来ないで、言われたまま、新しい鍵を取り寄せていたら、無駄になるところでした
稼ぎにはならなかったけれど、お客様が安心できたから、良しとします
2022年7月30日 (土)
だからぁ
工場の鍵の交換を依頼されました
で、交換希望の場所の鍵は、採寸の時に他の業者が修理していて外していたため、別の場所の同型の鍵を採寸しました
工場の人曰く、「差し込む鍵(シリンダー)だけが壊れただけで、他は壊れてない」と言う言葉を信じ、シリンダーだけを取り寄せました
そして、いざ交換に行くと
案の定、シリンダーだけじゃなく全部が壊れていました
見積りもシリンダー交換のみで出しているので、全部修理となると、時間も費用もぜんぜん違います
仕方なく、分解して、故障個所の交換ではなく、故障個所の修理しました
無事直ったからいいものの、直らなかったら、戸締りもできなくなるところでした
だからぁ、人の言葉を鵜吞みにせず、この目で見ないと
2022年4月11日 (月)
2021年10月22日 (金)
専門家が見に行く前に
「電気錠が壊れた」と修理の依頼をされました
しかし、さすがに電気錠の修理まではできません
仲間の「鍵屋さん」にお願いして修理してもらうんですが
現場を見たものが一般の方なので、どれがどのように故障しているのかが、いまいちわからない状態
一応、その症状を教えてもらい、鍵屋さんに聞いてみると
「そこが動かないのなら、多分交換しないとダメかも」
との事
でも、未確定のまま鍵屋さんに現場に行ってもらうのも失礼なので
とりあえず私が現場に行って、見て、その状況をLIVEで鍵屋さんに連絡してどうすれば良いか判断してもらうことにしました
(最も私が行ったって人工は、かかるんですけどね。普通の人は見に来ただけだと費用は発生しないと思ってますが)
で、日程を調整し、見に行くと・・・
これが見たら一発でわかる「故障じゃない」状態
鍵屋さん行かせなくてよかった・・・
ネジだけ閉めて完了
料金は・・・
2020年2月15日 (土)
ギリギリ
学校の出入り口のカギの交換をしました。
以前どこかの業者なのかわかりませんが、ひどい修理をして、いい加減に戸車を交換したせいで、引き戸の建付けがぐちゃぐちゃで、そのまま鍵の開閉を繰り返していたため、鍵がおかしくなったのだと思います。
で、こうなると、ただ単純に鍵を新しく交換すれば良いってもんじゃない・・
偶然先月ここのガラスの修理を頼まれたので、その際に、どうやったら建付けが直せて、どうやったら鍵が素直にかけられるかを、ガラス修理しながら検討しました。
先ず、根本的に「戸車を正常なものに変える」
さらに「鍵をかえる位置に来ない要因を考え、その部分を改良する」
そして、ようやく鍵が入荷したため、学校の許可を得て、朝から引き戸を持ち帰り、店に戻って加工しました。
午後3時くらいに完了したので、学校にはめ込みに行きました。
そして、嵌め込んで、鍵を取り換えて、「完了!」
と、なるはずだったんですが・・・
まだ、何かがぶつかって鍵がかからない・・・( ;∀;)
さんざんあちこち確認し、削ったり、あて物をしたりしましたが全然原因がわからない。
だんだん辺りは暗くなってきて、先生方も学校の戸締りを始め・・・
週末なので、「できませんでした・・・」では済みません。
そして、なんと雨が降り出してしまいました。
作業するには屋根の下なので問題ないんですが、トラックの荷台にはむき出しの工具が乗っていて、シートなどは持っていなかったのでそのままずぶぬれ状態に。
さすがに困り果てた頃、何となく一部分のアルミを削ってみました。
すると今までのことが嘘のようにす~と鍵が締まりました。
「なんだよ~!そこかよ~!!」
これまで全然見当違いの方を削っていたので、こんな簡単な部分だとは思いもしないところ・・・
何とか無事作業が終わり、週末の施錠をすることができました。
いや~焦りました・・・